ABSでオーバーハング部分を出力する際に部分的にエッジがめくれ上がります
Posted Jan 13, 2016 - 10:38 AM
お世話になっております。
掲題の件で質問させていただきます。
ABSでオーバーハング部分(最下部からオーバーハングが始まっています)を出力する際に
アウトラインの3層目あたりからXYホーム側のエッジ、特に両端が徐々に隆起してしまう現象が起きています。
ループの開始位置はXYホームとオブジェクトの中間地点で、
エクストルーダーが問題の部分から中央側へ向けて移動するたびに隆起というかめくりあがっているようです。
チェックした点としては
・ベッドの水平と隙間→問題なし
・温度→ホットエンド225℃ ベッド110℃〜80℃
・過熱の有無→ベッドからの剥離なし。オーバーハングが終わり垂直のエリアになると積層が安定する
・速度→3600mm/min
・ピッチ→0.3mm ないし 0.2mm
・吐出量→100%
・ノズル径→0.4mm 出力幅も0.4mm
・リトラクション量→0.2mm
・リトラクション時の真上への引き抜き→0.1mm
・ノズル周辺の状態→ノズルつまりがなく、カプトンテープもノズル孔より上
このような感じになります。
アウトラインのコーナーないし無作為な位置でところどころ大量のフィラメントが突然出力される事もあり、
この無駄な積層によっても1層あたりの水平が乱れてしまっています。
この問題について、チェックするべき点や見直すべき点についてご教授いただけますでしょうか。
何卒宜しくお願いします。
Posted Jan 15, 2016 - 10:05 AM
はぎさん
ご返信ありがとうございます。
射出時に内側から外側へというオプションは私も使用しておりました。
PLAでも同様のめくれ上がりが発生しておりましたので、
恐らくメカニカル面でのゆるみか磨耗等ではないかと予測しております。
(恐らく以前は発生していませんでした)
オーバーハング時には内側から、というのは初めて知りました。
有用な情報ありがとうございます^^
Posted Jan 15, 2016 - 1:52 AM
setoさん
各層のアウトラインを射出する際に、外側から射出するか内側から射出するかの設定は
内側から出力するようになっているでしょうか?
オーバーハングしているものをプリントする際は、内側からに設定したほうが安定するという
情報を見たことがあります。
もし、試したことが無い場合は、内側から射出する設定でプリントしてみると良いかもしれません。
この設定は、私が使用しているスライサーソフトのKISSlicerの場合は、Styleタブ内にある
「Loops go from Inside to Perimeter」のチェックボックスをチェックすると内側からの設定になります。
他のソフトでの設定方法はちょっとわからないです。
ただ、setoさんが貼り付けた解説画像を見ると、ループが内側から始まっているので
既にその設定でプリントしているようでしたら忘れてください。
Posted Jan 13, 2016 - 2:42 PM
自己レスです。
出先にてLeptonがない状態で色々調べていたのですが、
モータードライバの冷却が不十分か電圧の調整が必要のようでしたので
後ほど調整してみます。