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trino

Trino

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TITAN

atom

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arki

Arki

Posted by Quenta
Posted Jun 17, 2016 - 2:27 AM 

ボウデン式のエクストルーダーはどうしても弾力のあるフィラメントを使うと、ボウデンの内部のフィラメントの伸縮が大きすぎて適合が困難になります。そこでTrinoにFlying Extruderを実装してみました。

 

Flying Extruderというのは一般に3つのキャリッジからゴムチューブでコールドエンドをイフェクタの真上の吊って、ボウデンの長さを10cmとかで済ませてしまおう、という着想です。ゴムで吊ってるので、イフェクタが素早く動いてもモーターはゆる~く追従するので、モーターの脱調が避けられる… という目論見らしいです。

こんな↓

 

が、しかし!多少エッジの衝撃が緩和されても、これではまだキャリッジの重荷になることは変わりませんね。しかも、かなり不細工。そこで、少し違うやりかたをしてみました。

使ったもの

  1. バンジーロープ Φ6mm 90cm
  2. ベアリング + ローラーガイド 5個
  3. 50mm M5ネジ 3個
  4. 適当なM5のスペーサー
  5. バンジー取り付けブラケット。自作。

ほかに、M5タップが必要です。アルミフレームの端の穴にM5のネジ穴を切ります。

下の写真が、その全景。ボウデンを10cmくらいに短縮できました。バンジーを上部でぐるぐる周回させてから垂らすのがミソです。バンジーの道のりを稼ぐことで、上から下まで30cm引っ張ってもバンジーの張力の差が小さくなるようにします。バンジーを長く使うほど、コールドエンドは無重力状態に近づいていきます。

2射出に改造したのもあって配線が超美しくない…どのみち不細工じゃねーか

 

上部。アクリルのカバーを付けてありますが、赤いローラーは長めの5mmの棒にベアリングガイドを付けて、フレームの上に架橋するだけでも実装可能です。

 

コールドエンド。保持用のブラケットをEモーターに取り付けて、ちょうど一番上でコールドエンドの重量とバンジーの張力が釣合うように、吊りさげます。

 

X, Z軸のガイドローラーのポール。アルミフレームの中心の穴はM5のネジ穴がタップで切れる。

 

バンジーがEモーターに向かうとこもローラーが要る。ワカサギ釣り…?

Y軸。ローラーはボールベアリング内蔵です。

 

奇天烈な機構ですが、ちゃんと使えるようです。これでFlex系フィラメントもRetract 2ミリとかで問題なく使えます。

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2 reply
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Posted by Quenta
Posted Jun 17, 2016 - 10:57 PM

コンストンスプリング。こんなものあったんですね。これならコールドエンドの重量を僅かに上回る荷重のものがあればokですね。これなら製品化も可能なレベルでまとめられそうですね。

 

結構安いですし。

https://www.monotaro.com/p/0750/3134/

★☆★だれかやってみたら報告おねがいします(他力本願)★☆★

 

フレキシブルシャフトはちょっと考えたのですが やはり指摘の通りでねじるときに少したわみがでるので五十歩百歩ですかね。動力を送るという部品であれば精密で小型なギアポンプなんかが作れれば油圧駆動もできそうですよね。しかしこれはNCフライスと旋盤がないとさすがにできませんな。

Posted by gaku
Posted Jun 17, 2016 - 9:07 AM

こんにちは。

わー!面白いですね。確かに、柔らかいフィラメントの場合、送りとリトラクトの
応答が鈍るので、できるだけダイレクトにしたいですね。

ゴム紐の代わりに、コンストンスプリングはいかがでしょう?
http://www.sunco-spring.co.jp/cs-spec.htm
ゼンマイみたいなものですが、引き延ばすどこの長さでも荷重が一定なのが
特徴です。
ヘッドが昇降する扇風機とかにも入っているやつです。

モーターも宙吊りにしたくないですね。
フレキシブルシャフトで動力だけ伝達できれば軽くなりそうな・・。
(って、そこで応答性が落ちたら元も子もない・・笑)

 

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