T1からT0に切り替わる際に1cmほど前で止まる。
Posted Jul 21, 2016 - 4:53 PM
TITANのデュアルヘッドでの切り替え時、T1からT0に切り替わる際、T0が完全に正常に戻ればノズルが垂直になりますが、1センチほど手前で斜めって止まります。なので指で軽く左に押して垂直にしてあげるのですが、毎層これやってるのもシンドイです。どこかのネジが緩んでいるのでしょうか?どこを見ればいいのでしょうか?
そのT0ノズルは切り替わる際にベッドや造形物には全く触れてはいません。
以上よろしくお願いします。
Posted Jul 21, 2016 - 8:26 PM
Maoamさんこんにちわ!
こちらはですね、Simplify3Dのプロセス設定であるFFF設定をみてみましょう
Scriptタブがあると思います。 Tool Change Scriptを開くと
中腹に
{IF NEWTOOL =0} M280 P0 S100
{IF NEWTOOL =1} M280 P0 S30
G4 P300
{IF NEWTOOL =0} M280 P0 S88
{IF NEWTOOL =1} M280 P0 S40
とあると思います。上から読むと
「もし新しいツールヘッドがT0場合」M280 P0 S100を行いなさいという指令になりますが、
M280で上部サーボモーターを起動するコマンドになり、P0がサーボモーターの番号、 そして肝心の角度がS100すなわち100度となります。
2列下に行くと G4 P300とありますが、これは300ミリ秒停止するという意味です。
お勧めとしてはここをG4 P500あたりにしてください。
そして100度傾いたアームを今度は
{IF NEWTOOL =0} M280 P0 S88で 88度に戻してあげています、このポジションがサーボモーターのアームがボルトとボルトの間にいる状態となります。
つまりT0に移り変わるときに 100度傾けて そして0.5秒停止し、 そして88度に傾く という動作になります。
ちなみにT1に移り変わるときは上記のスクリプトを読み取ると30度に傾いて、0.5秒停止し、そして40度に傾くという動作ですね。
Maoamさんの場合、T0になるときに戻りきらない、という状態なので
{IF NEWTOOL =0} M280 P0 S100 のS100をS105 つまり105度などにもっと押し傾ける という動作にしてみてはいかがでしょうか?
G4 P300をG4 P500にして0.5秒にするのもお忘れなく!