Trino吐出量が少ない場合の対応方法について
Posted Jul 10, 2014 - 11:35 AM
積層された樹脂量が不足している場合考えられる原因と対策を確認させてください。
今、私が思いつく原因は以下の通りです。
1.エクストルーダー空回り(ハード調整:締め付け不足)
2.ノズル詰まり(ノズル清掃、テフロン交換)
3.エクストルーダー送り量不足(ソフト設定値)
4.エクストルーダーの送り能力と吐出可能圧力バランスのずれ(ソフト設定値)
4は恐らく、ノズル温度、ノズル内径、フィラメントにかけられる圧力
ノズル動作速度、あたりがパラメータになりそうですよね・・・。
これ以外にも原因はございますでしょうか?
また、上記3,4項について、設定方法やその考え方を
ご教授頂きたく、よろしくお願いいたします。
Posted Jul 25, 2014 - 1:07 PM
Yujiさん、わかりやすいまとめ、ありがとうございます。
ABSを使用していましたが、材料の差かはわかりませんが、
結構すぐ歯の目詰まりが発生していました。
ベッドに引っ付かない成形失敗が連続していましたので、
成形不良でノズルの先端内部で詰まり気味になる
ー>エクストルーダモータの負荷アップ
ー>ベアリングが空回り状態、粉が出る
のコンボだったかもしれません。
現在は気をつけて様子見しております。
Posted Jul 24, 2014 - 11:30 PM
gakuさん、picomさん、コメントありがとうございます。
エクストルーダの送りを1.3にしていた件、
gakuさんの例を参考に、エクストルーダを分解して
送り機構部を確認してみました。
結果、歯の目詰まりやプラスチックの粉で中が
すごいことになってました(^^;)
これを清掃したところ設定値が1.0でも
十分な吐出量が得られるように改善されました。
.
したがって、エクストルーダー空回り(送り力低下)は
1.締め付け不足
2.エクストルーダ目詰まり
で発生し
.
改善方法は
1.ボルトを十分締め付ける
2.分解して清掃(特に歯の部分)し、空回りしないように締め付けを再調整
となりそうですね・・・。
.
2項はgakuさんがご指摘のように空回りが引き金になっていそうです。
私の場合も症状が徐々に悪化していきました。
適切な圧力でも分解清掃が必要なほど粉が発生するかについては
今後確認していきます。
Posted Jul 23, 2014 - 5:25 PM
1のエクストルーダー空周りですが、書いて頂いている通り、ボルトを十分締め付けると、吐出量が抜本的に改善されました。ただ、かなり締め付けても、ベアリングをずっと眺めていると、たまーに空回りすることがあります。キャリブレーションの件で成形できておりませんので、今のところ影響は不明です。
Posted Jul 23, 2014 - 4:28 PM
訂正
2014.7.17の書き込みで、エクストルーダの送りを1.3にしたと書きましたが
今は1.0に戻しています。
組み上げた時点での、送り歯に対する圧が弱かったせいもあって、スリップ
による目詰まりがあったようです。どんどん悪化するので、一旦分解し
お掃除をしたら、通常値に戻せました。
また、ボーデンチューブφ4-φ3と書いてしまいましたが、純正のチューブは
φ4-φ2でした。失礼いたしました。
Posted Jul 17, 2014 - 5:42 PM
自分も充填不足ぎみだったので、Simplify3Dの数値を1.3くらいにあげてます。
Voronoi系(あなぼこあいた)の造形ではてき面で、吐出が得られない
描画になるので・・
ボーデンタイプの場合、リトラクト・送りの応答がノズル部では鈍るので
様子をみてチューブφ4-φ3をφ4-φ2にかえてみようかとも思ってます。
でもフィラメント径が太ると詰まるリスクもありますが・・。
Posted Jul 16, 2014 - 7:59 PM
ご回答ありがとうございます。
問題解決しました。
Simplify3Dのエクストルーダタブの設定で
吐出量が増減できることを見逃していました。
ここの設定値が0.9になっていたので1.3にしたところ
十分な量で充填されるようになりました。
お騒がせ致しました<(_ _)>
Posted Jul 16, 2014 - 2:29 PM
おお そこまでできたのですね!笑
数値は2518のままで大丈夫かと思います
M502とM500はお忘れずに。この502 500を行って再起動しないとリフレッシュしないので・・・
あと考えられるのはSimplify3DのOtherのタブの数値がきになるところです。(デフォルトのままで大丈夫なのですが・・・)
最終的に考えられるのはノズル回りです。
特にノズルの内部に入ってるテフロンチューブがしっかりと奥までささっている状態かを必ず確認してください。
仮に奥まで入りきっていない状態だと、そこにマグマだまりのような空間ができ、送りができなくなってしまうのです。
Posted Jul 14, 2014 - 8:50 PM
加藤さん、ご回答ありがとうございます。
#define DEFAULT_AXIS_STEPS_PER_UNIT {100, 100, 100, 2518.77360265073142}
となっていましたのでファームは大丈夫そうです。
尚、試しに2518の部分を倍くらいに大きくしたところ
エクストルーダーがフィラメントを押し込み切れずに
空回りしてました(笑)
また220度まで上げた時の吐出量は一定の太さで
にゅーっとでる感じでしたので、1,2も問題なさそうです。
しかしながら吐出量が少ない状態が続いています。
他に良い方法はありますでしょうか?
Posted Jul 12, 2014 - 6:42 PM
Yujiさん
コミュニティのご利用ありがとうございます。
吐出量の不足もこれまでにいろいろと培ってきた事案が役に立つかと思います。
まず確認して頂きたいのが、マニュアルで220度まで温度をあげていただき、そして射出したときに
一定の太さでにゅーっとでる感じでしょうか?
この状態であれば、Yujiさんのご指摘どおりの1と2のポイントは払拭されるかと思います。
(物理的に障害が起こりうるのも1と2なので、またトラブルがあったときは1と2が多いかと思います)
私が推察するには34あたりかと思います。
まずお使いの制御ボードのご説明を簡単にさせていただければと思います。
制御ボードにはファームウェアがインストールされていますが、
arduinoでファームウェアを開いて頂き、Configuration.hを開いてください。
その中で
#define DEFAULT_AXIS_STEPS_PER_UNIT {100, 100, 100, xxxxxx}
となっていると思います
このxxxxxxが2518.77360265073142 に似た数字になっていることを確認してください。
これより約半分の数値になっていると射出量が半分になってしまうという形です。
上記の数値にして再度インストールした後以下を行ってください。
組み上げた後の動画の通りにキャリブレーションを行った後ではまた再度行わなければなりませんが、
一度Simplify3Dのマシンのコントロールパネルを開き、Communicationタブの下部から
M502 と打ってsendボタンを押し、
さらにM500と打ってもう一度Sendボタンを押すと
ファームウェアを再インストールした数値の工場出荷状態になります。
これを行った後にもう一度220度まで上げて射出してみてください。
上記でも書きましたが、キャリブレーションの設定は
M502とM500でリセットされてしまったので
再度またMacro2ボタンを適正なキャリブレートになるまで行う必要がございます。
参考になれば幸いですー