X面を積層できない
Posted Feb 28, 2017 - 6:12 PM
いつもお世話になっています。
Leptonでどうしても解決できない問題があります。
2点あるのですが、原因が同じ様な気がするのでこのトピックにまとめて投稿させていただきます。
その1:X面を安定して正常に積層できません。
過去のトピックを参考に、ドライバの電圧、Xモーターベルトの張り、筐体底面の基盤の冷却状況
に問題が無いことを確認していますが、下の画像の様にX面を正常に積層することができません。
ドライバの電圧については、他の値も試してみたりもしましたが改善できませんでした。
同じファイルを続けてプリントしていると、毎度失敗しますが(a回目)、
突然、多少マシにプリントされます(b回目)。
次はもっと綺麗にできるかも!と期待してプリントすると、また失敗します(c回目)。
今日はX面の調子がいいなと思い、
大きなファイルを一晩かけてプリントしたところ壮大に失敗し、
朝からブルーになったことが何度もあります。
その2:X面にY面の精度が出せない。
X面の調整&確認の為、ひたすらテスト形状(1辺40mmで向きの確認用に右奥がベベルしてある)を
プリントしている中で、下のものが今までで一番綺麗にプリントできたものになります。
X面をY面の精度で積層するには、どうすればいいのでしょうか。
Xモーターのリニアシャフトについて、上のシャフトはボルトで固定されていますが、
下のシャフトは結束バンドとボンドで留めてありました。
遊びがかなりあったので、クサビ状に削った木片を打ち込んで固定してみました。(赤い矢印の部分)
それでもノズルユニットの上部を指で挟んで軽く左右に振ると、少しカタツキがあります。
このカタツキが原因で、ノズルが各レイヤーのスタート位置に右から移動してきた場合と、左から移動してきた場合でズレることを疑って、
スタート開始位置を原点に指定したうえで、更に原点にダミーの形状を置いて、
本当にプリントしたい形状のプリントが、各レイヤー左から移動してきて開始するようなことも試してみましたが
ダメでした。
以上のような状況となります。
スライサーと筐体のコントロールにはSimplify3Dを使用しています。
印刷スピードはDefault:2400mm/min、Outline:50%、X/Y Movement:3600mm/min、と
かなり遅めの設定にしています。
思いつくところはいろいろ試したのですが、解決できませんので、
上手くいっている先輩方のアドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
Posted Mar 5, 2017 - 4:10 PM
どもです!
なるほどですー 電圧的には問題ないのではと考えています。
物は試しですが デバッグという意味で通常のDRV8825モータードライバで造形してみるとどうでしょう?音が出てしまいますが、通常のドライバでも同じようにずれるのかどうか確認したいところです。
つまり電気的な部分なのかメカニカル的な部分なのか判断したいです。
あと他の方でもあったのですが、モーターのプーリーとか緩んでいたケースもあります
Posted Mar 5, 2017 - 3:40 PM
Katoさん、コメントありがとうございます。
現在、X軸モーターのドライバは1.15V、Y軸モータのドライバは1.65Vにしています。
なお、ドライバは御社Webショップサイトより購入した超静穏化キットを使用しています。
電圧が高くてモーターに負荷が掛かってプリンターの寿命が短くなるとしても、
今はとにかく正常に(欲を言えばY面の精度で)プリントできることを優先したいと思っています。
何卒、よろしくお願いします。
Posted Mar 2, 2017 - 9:52 AM
こんにちは!
うーん 細かい積層ズレになると多分ベアリングに当たると思っているんですが
最初の写真をみるとカタツキ以上の積層ズレが一番きになります
ちなみになんですが、Y軸X軸それぞれの電圧ってわかりますか?
Posted Mar 1, 2017 - 10:48 PM
azusa9さん、早速のアドバイスありがとうございます。
確かに壮大にずれているものは、2mm位はズレているので、
X軸方向のカタつきだけでは説明できない様にも思います。
するとドライバの電圧設定が怪しいと思うのですが、
Genkeiさんの動画の説明では、正しい電圧設定でないと、
あるレイヤーで突然大きくズレる(脱調する)様な説明であると理解していますが、
毎レイヤー少しずつズレる(斜めに積層される)私の不具合の原因とは、
違う様な気もしています。
ベルトは山がなくなったり亀裂が入ったり等の劣化はありません。
プーリーも固く固定され、ベルトも適度に張られた状態です。
最初の投稿で「X面」「Y面」といった表記をして、少し混乱を招いた様です。
私の最初の投稿では、X軸の移動によって積層される面を「X面」、
Y軸の移動によって積層される面を「Y面」と表記しました。
通常の正面(下の画像の緑の面)を「X面」、側面(下の画像の赤の面)を「Y面」とするのと
逆の表記となってしまいました。
混乱させる表記となってしまい、申し訳ありません。
Posted Mar 1, 2017 - 1:16 PM
何となくなんですが、2つの事象は別々な問題を抱えていそうな気がします。
X軸の移動精度と、Y軸の移動精度はそれぞれ逆の面の造形に影響を与えるのでは無いかと考えているためです。何を言っているかというと
X軸の位置決め精度が悪いと、Y軸と平行な面を作る時にガタが出る。Leptonですと、X軸がぐらついて位置が毎回違う場所になっていると、手前ー奥へノズルが移動しながら作成されるY面がでこぼこする。
今回の内容ですと一番綺麗に出力できているキューブの比較画像からすると、Y軸の位置決め精度がXに比べて悪そうに見えます。(Yの位置決め精度が悪いから、X面にの造形がガタガタしている。ちなみに、X軸の移動中にノズルが揺らいでいるのであれば、X面が波打つはずですが、余りそんな感じには見えなかったです。)
ただし、1つめの盛大にX方向に段ズレしている事象は1mm程度ズレていそうなので、全く違う原因で発生しているのでは無いかと思います。X軸の移動のためのギザギザがついた黒いタイミングベルトの山がどこか無くなっているとか、X軸用のステッピングモータからタイミングベルトへ力を伝える銀色のプーリーを止めるネジが緩んでいるとかが、ぱっと思いつく範囲の原因かなと思います。
段ズレが起きたときの動画をyoutoubeなんかで共有してもらえると、もう少し音とか動きの感じから分かることもあるような気もします。