造形時のクラッキングノイズ(パキパキ音)について
Posted Feb 28, 2018 - 5:24 PM
初めて書き込みさせていただきます。
Lepton2(ToolSwitchingSystem)を購入して使用しはじめました。
フィラメントはXYZ PrintingのPLAフィラメントを使用しています。
スライサーはSimplify3D 4.0.1を使っています。
基本的には順調なのですが、
現在、造形時に背面のエクストルーダでフィラメントを押し出しきれず、
パキパキ音と共にギアが上滑りする問題が起こっています。
溶ける速度が押し出す速度に追いついていないことが問題だと思い、
・基本プリントスピードを初期設定の3500mm/minから2200mm/minに落とす
・温度をXYZ社指定の190℃から230℃に上げる
・吐出時につっかえないようG-Code設定からZ軸のオフセットを0.30mm上げる
などの対策を行い、パキパキ音は発生しなくなったのですが、
2週間ほど使っているとまた音が出るようになってきました。
吐出されるフィラメントが細くなってる様子はないので、
ノズルが詰まっているわけではないと思います。
考えられる原因としては、やはり湿度の問題でしょうか?
皆様はこういう場合、どういう対策をとられますか?
Posted Jun 15, 2018 - 11:50 AM
この後、再度クラッキングノイズが出るようになってしまいました。
結論から言うとノズルの中の微妙な溶け残り(詰まりというほどではないので気付きにくい)が吐出のスピードを下げていたようで、YouTubeで見つけた Cold Pull という手法であっさり解決しました。
https://www.youtube.com/watch?v=hBkTeXxcFi8
この Cold Pull を3回繰り返し、クリーニング用フィラメント(パージ材)を10cmほど通してあげると、元通り出るようになりました。
詰まっていないように見えてもこまめにクリーニングしてあげる必要がありますね…。
Posted Mar 13, 2018 - 11:34 AM
よかったですー
最初のレイヤーは確かに擦れ擦れで開始する必要がありますね。
あとは背面のエクストルーダーのフィラメントを押さえつけるばねのボルトを少ししめるとよいかと思います。
Posted Mar 12, 2018 - 11:57 AM
前回の続きですが、原因の一つはZ軸のねじ調整で、もう一つはフィラメントを変更して解決しました。
(ソフトでのZ軸オフセット調整では足りなかったようです)
新しく購入したフィラメントはMagnaRectaのショップで販売されていたWanhaoのフィラメントで、いまは順調に造形されるようになっています。
Posted Mar 1, 2018 - 6:46 PM
> Katoさん
ご返信ありがとうございます!!
手で押し出してみるチェック方法、参考になります。
今回は詰まっていないようですが、こまめにクリーニングしようと思います。
その後いろいろ調べてみたのですが、この条件だと最も有力な根本原因はやはり湿度のようです。
PLAのフィラメントは湿度によって最大50%ほど脆くなるらしく、
この脆さが原因でギアでの押し出し時にフィラメントを噛んだ際に欠けやすくなり、上滑りしているのではないかと考えています。
他社製のフィラメントについても試してみようと思います。ありがとうございます!
Posted Feb 28, 2018 - 7:43 PM
あずまさんこんにちは!
温度も220-230℃でよいと思います。
ただXYZのPLAを使用したことがないためちょっと実際にどの部分で詰まっているのかそれともなんなのか解らないので参考までですが、
温度を上げたことによってちょっと復帰した場合温度は確かに関係あると思います。
あとノズル先はカプトンテープなどが逆流して射出の阻害などされていないかも確認してみましょう。
おすすめとしては温度上げた状態で背面から手でフィラメントを摘まんで手で押し出してみるときにちゃんと ぬぬぬ っと押し出せるか確かめてみてください。 ノズル詰まりの場合は手で押しなせないレベルで硬くなります。
あとやはり他社PLAも使用してみるとよいと思います。 フィラメントなのかそれともホットエンドが原因なのかも調べたいところです。