フォーラム / Forum
カーボンフィラメントについて
Posted Apr 17, 2018 - 12:32 PM
Magnarectaのサポートの皆様、フォーラムのユーザーの皆様、お世話になります。
Lepton2を使用しております。
表題の件につきまして、colorFabbのカーボン複合フィラメント XT-CF20 での造形にチャレンジしています。
しかし、ノズルに溶けたフィラメントが付着し、度々造形物に落ちて造形不良になる症状に悩まされております。
Lepton2のプリント可能素材として、Co-Polymer (Co-polymerXT、カーボンXT、nGEN、ColorfabbHT)の記載がありますので
何か私の方で見落としている点があり、造形が上手くいかないのでは？と考えております。
複合素材や高機能なフィラメントでの造形経験のある方で、特に気を使っている点等をお教えいただけますと助かります。
また、ホストソフトウェアはSimplify3Dを使用しております。
そのものズバリの設定・造形条件をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますようお願い申し上げます。
Posted Apr 19, 2018 - 11:33 AM
写真と温度からすると、温めた状態でノズルと厚みのヒートブロックの隙間から漏れてきたのがノズルの先端に行ってたれているのかもしれません。
250度とかに暖めてからノズルを絞めまししてみるとよいかもです。
あと、造形物の段差ですがリトラクトが適切でないからなのかも知れません。その辺りを重点的に調整すると良いかなと思います。
ちなみに、ノズルが削れるという所から、ステンレスのバレルも削れていくのかなとちょっと心配してます。フルメタルの高温対応バレルを利用されてますか？なかに白いチューブがノズルまでとおるPLAに向いている通常仕様のバレルでしょうか？
Posted Apr 18, 2018 - 11:29 AM
azusa9さん 返信ありがとうございます。
パラメーターはLepton2用のFFFファイルにあるABS設定をもとにいろいろな個所を変更して試している形です。
https://learn.colorfabb.com/colorfabb-xt-cf20/
上記のコメントにあるパラメーターも上から順に試しているところです。
写真につきましては、残念ながら撮っておらずお見せできませんが、ノズルに付着した状態は以下のような状態です。
https://hackadaycom.files.wordpress.com/2016/08/fr-colorfabb-cf-20-oozy-printing.jpg
この溶けて柔らかくなったフィラメントがある一定量を超えると、重力に従って造形物に落ちてしまい、大きな突起になります。
Lepton2のホットエンドは、ツールチェンジ用に磁石だけでXYのアームと固定されていますから、造形物に大きな突起があるとノズルが乗り上げてしまい、ホットエンドごと脱落してしまうこともありました。
射出量の調整の項目で射出量を小さくしたり、プリント速度を遅くしたりすると、症状の頻度は下がるのですが
射出したラインどうしの重なりが減り、一部離れている箇所が発生してしまったりとほかの問題があります。
まずは、お知らせいただいた星5レビューの方のパラメーターで試してみたいと思います。
なお、ノズルの方はサファイア（ルビー）のものを使用しております。
Posted Apr 17, 2018 - 1:26 PM
そのフィラメントは使ったこと無かったのですが、F.Kさんはどのようなパラメータで出力されてるでしょうか？ 垂れるというのはどんな感じになっているのか写真があるとよりわかりやすいのですが、上げられませんか？
ちょっと調べた感じでは、こんなことが解りました。
Amazonの商品ページ
- ColorFabb カーボンファイバーフィラメント マットブラック
- フィラメント直径：1.75mm±0.05 容量：750g / 250meter
- 出力温度：240-260℃ ベッド温度：80℃
- 硬い素材により真鍮のノズルでは摩耗が激しい為E3D製の硬化鋼ノズルのご使用をお勧めします
- 出力にはE3D純正のホットエンドのご使用をお勧めします
真鍮のノズルはあまり良くないらしいです。もしかしたら穴が広がってしまい垂れてるのかも知れません。ステンレスとか、さらに堅いのだとサファイアとかのノズルもあるらしいです。
https://colorfabb.com/xt-cf20
ココには、レビューにプリント条件が書かれていました。これを書いた人は五つ星を付けてますね。結構良いフィラメントなんですね。
Printing: 3DLac as primer; E3D hardened steel nozzle (0.4 mm); default extrusion width = 0.44 mm.
Retraction: length = 1.2; lift = 0.2 to 0.4; speed = 45 mm/s; retract before travel and at layer change.
Layers: height = 0.1 or 0.2 mm; shell = 1.6; ensure vertical shell thickness; relative Z-height = off (keep the flow stable to lower oozing).
Bed temperatures: first layer = 85 and 245; other layers = 70 and 245.
Fan: always on; disabled until skirt height is reached; speed between 15 and 30%.
Bridging: fan = 40; flow ratio = 1; speed = 15.
First layer: width = 0.47; speed = 10.
Top infill: width = 0.46; speed = 20.
Other speeds: travel = 140; gap fill = 10; minimal speed = 10.
Perimeters: thickness = 1.6 mm, width = 0.43; speed = 25; seam = nearest.
External perimeters: width = 0.44; speed = 20.
Fill: octagram spiral; cubic at 40%; overlap = 40%; width = 0.42; speed = 35.
Support: honeycomb with sheath; pattern at 30°; contact distance = 0.001 (for perfect snap-off); xy spacing = 0.8; pattern spacing = 1.6; width = 0.43; speed = 25.