サポート材大嫌いな方へ
Posted Jun 4, 2014 - 6:23 PM
皆がさん大嫌いなサポート部分
造形する上でサポートが出てしまうのはFDMの宿命でもあります。
こればっかりは今のところ仲良くやっていくしかありません
打開策といえばデュアルヘッドにしてサポートの部分を溶ける素材にするくらいです。
形状によってはかなり多めにサポートを付けてあげる必要があります。
オーバーハングな部分があったりするものですね、例えばフィギュアなどを出す際には、顎や腕などの部分はかなりしっかりしたサポートが必要になってきます。
GAPの設定も狭めてあげた方がいいかもしれません。
ここで1つ秘技があります。(ワークショップ参加者様にはお伝えしていますが復習にどうぞ)
Styleの中のLoops go from inside to Perimeterのチェックボックスにチェックを入れると
ループを描くのが内側からになるんです。
内側からループすることによって耐えられる傾斜角がグンと上がります。
大体外ループだと45度傾斜くらいまでなのが30度くらいまで耐えられる用になります。
これによりサポートの発動条件設定を30度以下に設定すればかなりサポートの量が減ります。
ただし、出力物を機会部品などに使われる場合などは外ループの方がやや正確な寸法になるため用途によってここの設定は使い分けた方がいいかもしれません。
慣れてる方は更にモデルを斜め置きにして、オーバーハングの部分の傾斜角を上げれあげたりしていますね。
ちなみにデフォルトだとSuppot45なのがMAX70まで設定をずらせるということです。
70とは上から70なので、30度以下の傾斜からサポートを出して下さいという設定になります。
剥がすときに超音波カッターなどを持っておくと便利だと思います。
あと素材によってもサポートの剥がしやすさが変わってきます。
簡単順位
1位 石膏ライク
2位 ABS
3位 ウッド
4位 PLA
5位 Flex
etc...
あくまで僕の主観ですが参考にしてみて下さい。
でわでわ
Posted Jun 7, 2014 - 7:53 AM
千村さんアドバイスありがとうございます!
オーバーハングは積層ピッチを小さくするとサポート無しでも綺麗に出ますね
僕のatomの場合0.2積層だと55度程度が限界で0.1積層だと70度でも行けました