平行方向にずれて積層する

皆様、ありがとうございます。
再度構成を見直したところ、モータ軸とプーリーを止めているイモねじが緩んでいることを発見しました。

低速で移動する際はモーター軸の切り欠きとイモねじが噛み合っていたようですが、
高速で移動した際は滑ってしまい規定の位置に移動できず、結果としてZ軸の積層がずれていたようです。

ねじロックで固定し再発防止対策をしました。

chaboさん、
うーん.....ごめんなさい、やっぱり原因の特定ができないです。お役に立てず残念です。
規則性があるとのことですから、ノイズの影響ではなさそう。斜めに積層された結果から考えますと、例えば0.2mm積層の場合、いずれかのモータが積層毎に2ステップ脱調するとおよそ5°強斜めになりますが、Z軸方向だけなんておかしな話、当然X軸,Y軸へも影響が出ます。
ちなみに、AllegroのA4988では、最大モータ電流I_trip(max)は、データシートにあるとおり
I_Trip(max)= Vref/(8*Rs)
で決まり、Popoluの場合、Rs=0.05Ωです。モータの定格が1.2Aですからいいところではないでしょうか。
あと、思いつきでいってしまいますが、Process Setting - Scriptsの、G29をコメントアウトしても現象は同じでしょうか？ベルトはしっかり奥まで入って、まっすぐになっていますか？

皆様、ありがとうございます。

> atsuさん
造形物の表面ですが、きれいな面をしています。
この問題が解決すれば、立派な立方体の完成を拝めるのですが。。。
Extrusionは100%で実施していましたので
75%に変更してプリントしましたが、結果は特に変化ありません。
毎回同じ方向にずれていくので、規則性がありそうな気がしています。

> Kenさん
ボールペンを使ったテストはこれから試してみたいと思います。
下記は現在の設定値です。

RECEIVED: Current Delta geometry values:
RECEIVED: X (Endstop Adj): -4.54
RECEIVED: Y (Endstop Adj): -4.67
RECEIVED: Z (Endstop Adj): -3.64
RECEIVED: P (Z-Probe Offset): X-21.55 Y-15.90 Z-5.00
RECEIVED: A (Tower A Position Correction): 0.47
RECEIVED: B (Tower B Position Correction): -0.06
RECEIVED: C (Tower C Position Correction): -0.41
RECEIVED: I (Tower A Radius Correction): -0.50
RECEIVED: J (Tower B Radius Correction): 0.50
RECEIVED: K (Tower C Radius Correction): -1.12
RECEIVED: R (Delta Radius): 92.72
RECEIVED: D (Diagonal Rod Length): 200.66
RECEIVED: H (Z-Height): 266.00

> Hironao Katoさん
ベルトの張りは割とキツメに調整して、３軸とも同様の張り具合にしました。
モーター電圧は下記になっています。
0.4Vが正常値ということですが、若干低いのが気になります。
許容値でしょうか？
・Z:0.361 V
・Y:0.371 V
・X:0.370 V

うーん　かなり特殊な例ですね。

もし可能であれば制御ボードのXYZのモータードライバの電圧を確認できますでしょうか？

http://reprap.org/wiki/Pololu_stepper_driver_board
このページの中腹にある写真がやり方です。

通常ですとテスターで0.4V辺りを読んで正常なのですが、もしかしたら極端に小さい可能性もあります。
（しかし脱調の現象ではないかもしれないのでその限りじゃないんですが・・・）

あとはベルトの揺るみ等も考えられるのですが。。。

不思議な現象ですね。
あくまでも計算上の話ですが、ベースプレートと3本の柱が垂直ならば、Z軸(高さ方向)に対するX,Y軸の精度に、各種の補正パラメータは影響しません(もちろん、Z軸は影響します)。

あまりアイデアはありませんが、"M666 L"コマンドの結果を貼りつけていただけますか？

ここからは、独り言。
ホットエンドをボールペンに付け替えたボールペン描画テストで、バネのきく範囲でZ軸を移動させて四角を描くようなG-Codeを書いて描画させてみると、ズレているのが、まずは、機械的なものか、ホットエンドやヒートベッドなどの温度も含めたものかの切り分けられますね。

造形がずれて菱形になってしまった造形物ですが、表面（側面や上面）はきれいな面になっていますか？
もしデコボコな面になっていたとしたら、樹脂の吐き出し量が多すぎて、盛り上げ過ぎた造形面をノズルが動作中に引っかけて平面方向へずらしている事も考えられます。これはMachine Control Panelの右下、Extrusionで調整可能です。私のTrinoの場合は基準の100%だと多すぎて75%あたりに設定しています。

atsu さん

ありがとうございます。
ガラスプレートの固定、各パーツの増し締め、調整を行っても同様の結果でした。
グラつきについてはゴム足を追加して動かないようにしています。

出来上がりの画像を追加しました。
X方向,Y方向は正しく「正方形」にプリントできています。
Z方向の高さ間隔は正しいのですが、開始位置が横にずれるため斜め方向に積層をしています。
結果、菱型になってしまいます。

すみません、引き続き何か情報をいただければと思います。

ホットノズルの組み付けやガラスプレートの固定はきちんとできて、ぐらつき等は無いですか？
私の場合、組立て当初それらが甘く平面方向の精度が出せませんでした。念のためご確認を。